2022年12月30日金曜日

年の暮れには

 



なつかしい友人を思い出す。げんきんなもので,モノを通してしか思い浮かばなくなってしまっている知人の多さに情けなくなってしまう。彼とももう20年以上は顔を合わせてはいない。

ただ,自分の基準はいい加減なモノで,40年合っていなくても,口をきいていなくても,記憶の中に確実に存在する友人や好もしい人たちのことは現実の自分の世界の一部なのだ。

遠い昔になくなってしまったひとでも,現役で物語ってくれる。
きっと歳をとったのだ。



2022年12月1日木曜日

内視鏡検査と胃カメラと・・・

 


一日がかりで自分の身体の定期検診です。

大腸の検査は何度やっても億劫です。

異常なしと太鼓判を押されるまで,ひやひやです。

先日は我が家のボロ車も車検でした。修理箇所が多すぎて,部品の交換が多すぎて,古いモノだからボロいモノだからお金がかかってしかたありません。走りさえすればOKぐらいの考え方ではあるのですが。

2022年8月3日水曜日

電話をかけた。お互いにじじいだなと笑った。

 


40年ぶりの人形劇だと彼は言った。そうだ,40年が過ぎているのだ。

けして若くはないけれど,かれは若い。現役なのだ。かれのわかさに感動した。

いいニュースだ。

2022年1月20日木曜日

彼は,今頃,空の上,飛行機に乗っているころです。


 

やっと届いたこの本の数ページを読みました。感想はしばらく書かないことに決めました。読み終えてからです。

彼とは,また会いたいと思います。会えると思います。

世間は,ひどい状態に思えます。世情は暗いように思います。けれど,気持ちは暗くはありません。

頭が悪いのかも知れません。僕は楽しく暮らしています。彼の顔を見られたことは,その一例です。

大寒・・今日も寒いですね。

2022年1月12日水曜日

書棚の奥の奥から2冊の本を引っ張り出した。

 


古びた表紙と少し破れた外箱,そして,自分の名前と購入した日付の書き込みがある。46年も前に購入したものだ。買った店もおそらく記憶違いではない。

あの頃,自分の中でもっとも広い領域を占めていたことがらのひとつのように思う。

けして古くはならないものもある。なつかしい友人と,古くからの友人とは全くの別物。古くからの友人は,今も変わらぬ友人であり,普遍的な思想・思考論理は不滅だ。

数年ともたずに流れ去る流行りや,消費されていくものたち。忘れられたとき,まるで存在すらしなかったかのように捨てられることがら・・・彼らは悲しい。

いったいどれだけのモノが自分の中に残るのだろうか。自分はいつまで存在できるのだろうか。

2022年1月8日土曜日

旧友に会いました。


楽しい時を過ごしました。

奥方とともにNYから飛んできた彼はホテル隔離や検査などで大変な旅だったようで。帰りもまた大変なのでしょう。アメリカと日本では基準がちょっと異なるようです。

聡明でやさしい御夫婦と,また会えるといいね・・と分かれました。

また会おうねと手を振りました。